ソーシャルレンディングとは?クラウドファンディングとの違いは?
目次
ソーシャルレンディングとは?
ソーシャルレンディングとは何か、ご紹介します。
ソーシャルレンディングとは「投資家から資金を集めて、必要としている企業に貸し出し。利息などを付けて返済する。」というお金の流れです。
今ではお金を集める方法を表す言葉としても使われますし、投資商品のひとつとしても使われます。
ソーシャルレンディングという言葉を使う人次第で、少しずつ意味が違ってくる金融用語となっています。
ソーシャルレンディングとクラウドファンディングの違いは?
ソーシャルレンディングとクラウドファンディングの違いについてご説明します。
ひとことで言えば「ソーシャルレンディングはクラウドファンディングの1つ」なんです。
そもそもクラウドファンディングとは「広く一般の人たちから資金調達する」ことなんですね。
クラウドは英語でcrowd。「群衆」という意味があります。不特定多数のみんなに協力してもらって、資金を集める方法なんです。
ソーシャルレンディングはクラウドファンディングの中の1つのパターンである「融資型クラウドファンディング」を言い換えたものです。
お金を貸す(貸してもらう)代わりに利息を付けて返済してもらう(返済する)クラウドファンディングです。
ソーシャルレンディングはクラウドファンディングの1つの形式、と覚えておけばOKです。
ちなみにクラウドファンディングには3つの形式があります。
- 寄付型クラウドファンディング
- 購入型クラウドファンディング
- 融資型クラウドファンディング
この3種類ですね。それぞれ簡単にご紹介していきます。
寄付型クラウドファンディングとは
寄付型クラウドファンディングとは、金利や製品などの見返りを一切期待せずに資金を提供するクラウドファンディングです。
応援したい企業や人物に対して、見返りなしで資金を提供します。
その企業や人物の活躍を見て成長を楽しむ、というクラウドファンディング。
出資する側から言うと、クラウドファンディングというよりもはっきり言って寄付です。資金援助と言ってもいいでしょう。
購入型クラウドファンディングとは
購入型クラウドファンディングとは、主にモノづくりをする団体・企業に対して資金を提供するクラウドファンディングです。
「新しい製品を作りたいけど資金が足りない」というときによく利用されます。
その製品ができあがったときに、出資額に応じて製品が届きます。
出資額によって一般的な製品になったり、ハイエンド製品になったりするわけです。
「こういうグッズが欲しかった!」というモノを見つけたら、クラウドファンディングに参加してみるのもいいかもしれませんよ!
融資型クラウドファンディングとは
融資型クラウドファンディングとは、企業や団体や人物に資金を貸し出します。返済時には元本とともに利息も合わせて返済してもらいます。
銀行が行っている融資と同じような形式を、個人単位で行うわけです。
ソーシャルレンディングは、この融資型クラウドファンディングの別名です。投資家からは新しい投資商品として注目されています。
また、立ち上げたばかりなので銀行の融資に通らないとか、銀行が貸し渋るほどの少額だとか、銀行からの融資に加えてさらに資金を調達したいとか。
そんな企業や団体や人物に利用されています。